(後編)レッツ・センタン!
〜先輩が語る先端理工学部のリアル〜
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(意外に?)交通アクセスが良く、自然豊かな瀬田キャンパス
先端理工学部の学びの場は、滋賀県にある瀬田キャンパスです。交通アクセスの感想は?
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僕は大阪北部から片道2時間弱かけて通学しているんですが、善積さんは?
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私は大阪市内から通っていて、通学時間は松本さんと同じくらいです。
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2時間というと下宿するには近いし、ギリギリ通学圏内ですね(笑)。
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時間的には結構かかるんですけど、交通アクセスが良いのでストレスは感じません。
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交通アクセスは良いですね。1限目に授業がある場合でも、高校時代と頃と比べて、今の方が家を出る時間は遅いくらい。
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私は電車に乗っている時間が好きで、行きは本を読んだり動画を見たりして、帰りはその日の授業で出た課題をするようにしています。そうすることで自由な時間が大幅に増えます。
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なるほど。僕は、通学時間は読書タイムにあてています。家にいるとゲームや動画などいろいろな楽しみがあって、なかなか読書まで行き着かないので、できることが限られる通学時間を利用しています。ところで、キャンパスのある場所って気になりましたか?
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最初は少し気になりました(笑)。でも、通いはじめると、ロケーションってそれほど関係ないように思います。
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ですよね。友だちと食事や遊びに行こうってなった時は、京都や大阪にすぐ行けるし。
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瀬田キャンパスのまわりは自然が豊かで気持ち良く、勉強に集中できる環境。オン・オフの切り替えがしやすくて私は気に入っています。
12.1
リケジョは関心なし⁉︎ 学部の男女比率
先端理工学部の女子比率は12.1%。多くの理工学部の傾向と同じく、先端理工学部も男子学生の比率が高いのですが、意識したことや気になることはありますか?
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私が通っていた工業高校はすべての学科を合わせて女子が5人しかいなかったので、進学する大学を検討する際、男女比率はまったく気にしませんでした。むしろ先端理工学部に入って、「女子が多い」と感じたくらい(笑)。
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私も意識はしませんでした。善積さんが選択している環境生態工学過程も私が学んでいる応用化学課程も先端理工学部の中では女子が多い気がしますが、普段そういうことはまったく考えません(笑)。
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授業の雰囲気も他の多くの学部と変わらないと思います。あと、これは男女比率の話からそれますが、入学前は理工学部ということで課題に追われるイメージがあったんですけど、実際は自由な時間が結構あるので驚きました。
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クォーター制が採用されていて、自分の都合に合わせてスケジュールを組みやすいところもあると思います。
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そうですね。その他には、龍谷大学といえば仏教系の大学ということで、入学前はどんな雰囲気なんたろうと思っていたのですが、チャイムの音色が特徴あるくらいでした(笑)。
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たぶん男女比率で大学や学部を選ぶ人は少ないと思いますが、個人的には気にする必要はないと思います。キャンパスの雰囲気を知りたい場合は、オープンキャンパスに参加することをおすすめします。
5,000
一人ひとりに正解がある、卒業後の進路
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卒業後は営業職に就きたいと考えていて、希望としては大学で学んだ技術系の知識や英語力を活かせるフィールドに進みたいです。今後は理系出身でコミュニケーション能力のある人材が求められると思うので。
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自分の強みをどれだけ伸ばして、発揮できるかは重要なポイントですね。卒業後の進路として就職と大学院進学の選択がある中、自分の今後のキャリアを考えた際、大学卒業後に就職して経験を積んだ方が良いと思いました。もちろんこれは私個人の考えで、目指す業界や職種によっても異なるので、どちらが正解かということではありません。
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そうですね。私は技術職か研究職に就きたいので、大学院に進むことにしました。大学で研究活動に取り組みはじめて、今やっと分かりはじめたと感じているところで、大学院でさらに理解を深めて、就職した時に力を発揮できる基礎を作りたいと思っています。
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大学卒と大学院卒では約5,000万円も生涯収入の差が出ると聞きましたが、それは意識しましたか? 僕は営業職希望で、自分のがんばり次第で変わると思うので、その点は意識していません。
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頭の片隅では意識していたけれど、それが進路を決定する要素にはなりませんでした。
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私も力をつけることが最優先で大学院進学を決めましたが、生涯収入も意識しました。就職する上で条件が良いに越したことはないので(笑)。
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確かにそうですね。いろいろな要素を検討して、総合的に決めるのがいちばん良いのではないでしょうか。
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先輩方の話を参考になりました。これから本格化する就職がんばります!